介護する側させる側に優しい介護情報

介護のポイント

介護をする人の健康管理に十分注意

高齢化社会の老人介護は、介護者も若くはないのです。家庭で病人やお年寄りを介護するのは重労働で、気苦労も多いです。しかも、長期間になりがちで、介護をする人のほうが倒れてしまうケースもありますので、介護者自身の健康管理も十分行う必要があるのです。栄養のバランスに気をつけて食事をし、なかなか難しいでしょうが、できるだけ睡眠を取って、気持ちを切り替えることが大切です。河本食品の梅干など、すっぱいものを食べると、気分をリフレッシュできるかもしれませんね。体が疲れていても心が豊かであれば苦労が楽しみへと変えることができるのです。

頑張りすぎに注意

家庭で介護をする場合、どうしても一人に負担が集中しがちですが、いかにその負担を分散させて、上手に手を抜くかが介護を長続きさせる秘訣になるのです。家族でできることを分担するのはもちろんのことですが、タイムスケジュール表等を作って、責任の所在をはっきりさせたり、親戚に応援を頼んだりするのがいいでしょう。「一人ですべてをカバーすることは無理なのだ」ということを周囲の人に認識してもらうことが大切です。一人で抱え込んでも結局無理が出て介護をされる人にとってもマイナスになってしまうのです。

いろいろなサービスを活用

現在は家庭介護に関する公的、私的サービスは様々なものが沢山あります。そのサービスを使うことにより、介護が楽になって、より良い介護ができるのであれば、利用しない手はありません。入浴サービスや短期間病人を預かってくれる制度、日常品の貸し出し、困ったときの相談窓口もありますので、手続きに怖がらずに、積極的に利用しましょう。

介護の必要な部分をみ極める

お年寄りを介護する場合、大切なことは人生の先輩として生きてきた歴史に敬意を払い、日常生活の介護にあたっては、少しでも残された機能を、可能な限り生かし、可能性を追求する態度が必要になります。しかし、お年寄りの抱える障害によったは、理解力や判断力の低下、また聴力の低下や言語障害のある人も少なくはありません。ややもすると、一方通行でお仕着せの介護になってしまうおそれがあるのです。ですから、お年寄りの障害の程度を医療者から十分に説明を受けて正確に把あく握した上で、介護の必要な部分をしっかりと見極めるようにしましょう。

あせらないで

お年寄りになると、あらゆる動作がゆっくりで、何をするにも時間が掛かってしまいます。そこで時間がもったいないとばかりに、介護する人がやってしまうのはいいことではありません。できることをお年寄りから取り上げてしまうと、できることもいつの間にか自分ではできなくなり、介護が必要になってしまうのです。お年寄りができることは、たとえどんなに時間が掛かっても自力でやらせる事が寝たきりになることを防ぐポイントです。イライラすることもあるでしょうが長い目で見れば、お年寄りのペースに合わせて介護するほうが、負担は少なくなるはずです。

お年よりは精神的なダメージに弱い

お年寄りは、身体的機能の衰え・職業からの引退・子供の自立・配偶者との死別・社会的交流の減少生きる目的の喪失など、多くの喪失を体験しています。しかも、長い人生体験の中で、喪失感の感じ方やとらえ方は人それぞれ異なっているもので、経済力もなく、身体は衰え、家庭や社会においても、その位置と役割が変化するために気力がうせ、悲観的になり、ひがみっぼくなるのも無理のないことです。このような様々な喪失感が、周囲の人と摩擦を引き起こし、人間関係にトラブルを生じさせる原因になるのだということを理解して、お年寄りと接っするようにしましょう。

自尊心を尊重

長い人生を生き抜いてきた誇りと自負をどんなお年寄りも持っています。今は力なく弱って衰えていても、自尊心は何よりも大切な支えです。ですから、「〜してはいけませんよ」とか、「ボケルわよ」など、命令口調の言葉、見下した言動はお年寄りの心を深く傷つけてしまいます。そういう態度によって、お年寄りは心を閉ざしてしまい、どんどん意固地になっていくものなのです。周囲の人は、今日まで長い年月を生き抜いてきた自信と誇りを尊重し、敬う気持ちを持ちましょう。

日常生活に適応

ここ数年、老人医療は徐々に変化しており、「キュア(治療)からケア(世話)の時代」と言われています。つまり、病気が完全に治る可能性がとても低い場合、少しの障害が残っていても、病院で寝たきりの入院生活をさせるのではなく、多少の不便があっても、自宅や施設で日常生活に適応してもらおうというものなのです。お年寄りが日常生活に適応し、できる範囲で自立できるような介護とケアをすることがお年寄り自身はもちろん介護をする人にとっても、重要なのです。

病状悪化を予防

いったん失われてしまった生活機能を回復させることは、莫大な時間と労力が必要で、不可能な場合も少なくはありません。そのため、家庭介護でもっとも重要なことは、予測と予防です。たとえば、脳卒中で動かすことのできる手足も、動かさないままでいると、開節が硬くなり、筋肉が萎縮してしまい、座ることも立つこともできなくなってしまいます。また、寝たきりになることにより、精神的に知的刺激が不足してボケ症状も現れます。こういったことをあらかじめ予想して、動かすことができる部分は意識的に動かし、寝たきりにさせないことで、症状の進行と悪化を防ぎましょう。

運動能力の変化

神経機能の低下により動作が緩慢になり、身体の安定性を欠くために転倒しやすく、骨折をすることがしばしばあるでしょう。また、立ったときの垂心の動揺が大きくバランスがうまくとれなくなってきます。筋力や持久力も低下して、疲労しやすくなります。また、筋肉がやせるために体内の水分貯蔵が減り、脱水症状を起こしやすくなってしまいます。骨は骨量が減少し、骨粗軽症を起こしやすくなりますが、特に女性はホルモンの関係から、男性よりも骨粗寮症になりやすく、骨折もしやすいそうです。その他、脊柱の椎間板の変形により背中が丸くなり、姿勢の変化が見られてきます。

呼吸器系の変化

肺の弾力性が低下するため、息を吸って吐くという換気能が低下してきます。また、たん疾を身体の外に排出する機能も低下しますので、風邪をこじらせて肺炎になるなど、症状が悪化・長期化しやすくなってしまいます。

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出生前診断の認可外病院となっています


2019/4/5 更新

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